貯水タンクの劣化・破壊事例

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貯水タンクの劣化・破壊事例 ―阪神大震災―

私たちはかつて経験のしたことのない光景を目の当たりにしました。
大きな建物・ビルが無残に崩れ落ち、道路は寸断され、町全体が破壊されました。 多くの尊い命が失われ、今現在もなお後遺症に苦しむ方がおられます。 また、電気・ガス・水道・・・あらゆるライフラインがマヒし、その後しばらく私たちの生活に大きな支障をきたしました。 中でも水不足は深刻な問題の1つでした。

震災直後、とにかく水が必要でした。 火災の消火、傷の手当、生活用水・・・しかし、ライフラインは寸断され復旧のメドもたちません。 給水車が被災地に向かうも寸断された道路が逆に進路を阻んでしまいました。 水を被災地に運ぶのに多くの人々が背中に給水タンクを背負って歩いて向かいました。

私たちは経験したのです。
如何に水が大切であるかを。水さえあれば救えた命が果たして幾つあったでしょうか?
私たちは学んだのです。
決して同じ事をやってはいけないと。

何故、水がこうまで不足したのか?
貯水タンクからの漏水、あるいは破裂による水の喪失によってライフラインがストップした直後から直ちに水が被災地から消えたのが大きな原因の1つです。 また、ビルやマンションでもタンクレス化が進み、貯水タンクに頼らない給水方式が増えている直結給水方式…「貯水槽の基礎知識」をご参照下さい。)ことから給水ラインの停止が直ちに水の供給のマヒにつながったことなども原因の1つです。

震災から学んだのです・・・
給水設備における給水タンクの存在はことのほか大きいことを。
とりわけ地震に負けない丈夫なタンクが必要だと言うことを。

地震に負けないタンクは万が一の事態に大きな力を発揮します。

地震で破裂したタンク

地震で破裂したタンク
地震で破裂したタンク


リユース工法でリフレッシュしたタンクは、震災時、1つも破裂することはありませんでした。
これらのタンクは水が不足した震災直後に必要となった貴重な水を近隣に供給し、消火活動・人命救助・生活用水として大切に使われました。
これは、早くからこの工法に取り組んできた私たちの「誇り」でもありました。


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