貯水槽水道・貯水タンクの基礎知識

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貯水タンクの健康診断

 私たちの生活に大切な水を貯水する重要な役目をしているタンクも長く使用していると、様々な”病気”を患います。 ”症状”にもさまざまなものがありますが、代表的なものは以下の通りです。

症状1 - 貯水の汚染 -

病      気 患      部 原      因
雨漏り 天板の劣化 紫外線酸化
雨水による加水分解
藻類の繁茂 天板・側壁劣化による光の透過 紫外線酸化
雨水による加水分解
錆片・錆汁の混入 天板の接合ボルトの発錆 内部気相部の水分及び、
遊離塩素ガス
異物混入 通気口・ドレン管の防虫網破損 経年劣化

症状2 - タンクの漏水 -

病      気 患      部 原      因
パネル接合部漏水 パッキンの劣化 経年劣化
クラック発生による漏水 補強ステー接合部 経年劣化

 実に様々な病気があることが分かります。 その殆どが紫外線によるものか、タンク本体の経年劣化です。 私たちの目ではタンクの動きなどは見ることはできませんが、ミクロの目で見ると常に動いています。 タンク内に水が入れば膨らみますし、水を使用すれば縮みます。 その微細な運動が接合部のパッキンを劣化させたり、補強ステーの取付部に負荷を掛けてクラック(ひび割れ)を引き起こしています

 タンクの病気は罹り始めが肝心です。 症状が軽いからといって貯水槽(タンク)の管理を怠ると、人と同じように完全な病気に移行してしまいます。
私たちと違い自然治癒しないので、放っておけば大手術・・・悪くすれば取替えなければなりません。
そうなると費用もさることながら水が利用できない日が何日か続くことにもなりかねません。

タンクの補修・補強に関するご質問は、お気軽にお問い合わせください。


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